お客様にとって相続とは、一生に一度経験するかしないかという厳かな出来事だと思います。長年にわたる税務職の経験を通じてわかったことは、「円満相続にまさる節税なし」ということでした。始めに過度の節税ありきの相続は、結果として争族を生み、適正な申告のさまたげになる場に、幾度となく直面して参りました。
あえて申し上げますが、円満な相続が目的であって、節税は円満な相続の結果です。相続という文字の通り、その過程は「相」という文字の通り、「目」で「木」を眺めるように、そして、その形相が「続」く精緻な流れです。先人の想い・資産を「つなぐ」でも「つながれる」でもなく、「つながる」へ調和・収斂するよう税の専門家としての矜持をもって心を尽くし、お客様に資する別格の相続プランで応対させていただきます。
税理士 狹川 知己
(さがわ ともみ)
国税の中でもいわゆる資産税(相続、贈与、譲渡所得)実務に長らく従事していたことから、税務の現場を熟知しています。又、レアケースである物納・延納事務も担当していたことから、相続であればいかなるご依頼であってもスムーズな手続きが可能です。
また、一般的な税理士事務所と違い、税務調査の立合報酬はいただきません。なぜならば自信を持って申告書を作成いたしますので、原則、税務調査の対象にならないことを前提にしているからです。
長年の相続実務の経験で、いわゆる相続の塩梅・要諦を心得ています。どのような分け方が一般的なのか、当事者が考えている分割案は適正なのか、疎遠になっている相続人とどう向き合えばよいのか、あらゆるケースの分割協議にグリップ力をもって応対します。
神奈川は財産に占める不動産割合が高い地域です。そのため不動産をどうするか(分割方法・売却時期・生前贈与の適否・借地底地の権利調整)で、おおむねの方向性が決まると言って過言ではありません。あらゆる不動産に関するお悩みに、別格のプランでサポートいたします。
数ある税理士の間で、特に違いが生じる実務は、土地あるいは非上場株式の評価です。なぜなら複雑な要素(権利関係や土地の特殊要因等)が絡み合い、適正に評価することが、困難な場合が多いからです。このような複雑な評価の実務は、一朝一夕に習得できるものではありません。長期にわたる資産税経験と培われた知識により、納税資金・節税・2次相続(あとに残された親が亡くなった時の相続)もふまえ、評価・特例で最大限の効果を発揮するよう、ご提案させていただきます。
相続税に特化した事務所ですが、相続税はその特徴から贈与税や譲渡所得税に関連する税目です。一例を挙げれば、生前贈与や相続後の不動産・株式の譲渡などが挙げられます。そのため、相続税だけではなく、これらの税目を総合的に勘案し、ワンストップで対応・対策することで、お客様に最も資するプランをご提案することが可能です。
初回面談後、お見積りをさせていただき、ご契約に至るまで、お客様が十分な情報を得た(伝えられた)上で、契約の締結を行います。又、申告・対策に関しても、同様にインフォームド・コンセントを徹底し、お客様に寄り添いながら丁寧なコミュニケーションを心掛けています。