事例紹介

引きこもりの子を持つ親のご不安に対応した事例

お客様のお悩み

いわゆる引きこもりの子を持つ親が高齢になり社会問題になっています。相談時、ご自身も徐々に心身共に自信がなくなってきたところで、どうしたものかとご不安を抱えていらっしゃいました。

ご不安の解消の手法として信託を活用

任意後見契約ですと、引きこもったお子様が後見契約の主体者にならなければいけないので、任意後見でのサポートは難しいと判断しました。そこで今回は信託という手法をご提案しました。信託は一般的に親が子に委託する形式ですが、お子様以外に信頼できる方がいるか確認したところ信頼できる甥がいるとの話でした。そこで親亡き後の財産管理等を甥の方が担う信託契約を親(委託者)と甥の方(受託者)が結び、受益者である親が亡くなった後は受益者をお子様にすることで、ご不安ごとに対応することが出来ました。

●委任者:親 信託契約   ●受任者:甥  ●受益者:親→亡→子
・委任者は財産の持ち主で、管理運用を任せる人
・受任者とは管理運用を任せられる人
・受益者とはその管理運用から利益を受ける人

※この事例は2020年12月時点の法令に従ったものであり、現時点も適用できるとは限りません。詳細についてはお気軽にご相談ください。

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